お年寄りと話をする際は、滑舌よくゆっくり話すことを意識してみましょう。
お年を召した方の中には、目や耳が悪くなっている方もいらっしゃるかもしれません。
そにため、普段よりも自分の声の大きさや表情、話しの速度を意識することが必要です。
滑舌よくゆっくり話す
話す際は、大声でなくていいので、少し大きめの声で口元や舌をしっかりと動かし
滑舌良く発音しましょう。
話す時の表情をはっきりと見せるため、唇の縦と横の動きを強調してください。
たとえ声がちゃんと聞き取れなくても、口の動きから何を話しているか伝わりやすくなります。
そして全体的に話す速度はゆっくりを心がけましょう。
何度か聞き返されたり、伝わりにくい場合は、言葉を区切って話すと理解してもらいやすくなります。
目線を合わせて話す
そしてしっかりと目線を合わせて話をしましょう。
横や後ろから話しかけるのではなく、なるべく正面から、
体勢を下げ相手と同じ目線になるようにします。
こうすることで、話している人の口の動きが見えて、聞き取りやすくなります。
滑舌を良くするトレーニング
普段から口元や舌の運動をしておくと、滑舌が良くなります。
毎日簡単にできる滑舌トレーニングをご紹介いたします。
口元の運動
①口を前に突き出し母音「オ」の形を作る
②りんごをかじるように母音「ア」の口の形を作る
③オアオアと交互に口元を動かす
1回1分くらい行いましょう。
②舌の運動
口を閉じて、外側の歯茎をなぞるように舌を回す
左右それぞれ3回ずつ行いましょう。