早口になる原因の一つに、浅い呼吸を繰り返していることが上げられます。
浅い呼吸になってしまうのは、口呼吸になっていることが多いです。
その場合、話す時は、鼻から息を吸い、深い呼吸ができる腹式呼吸を意識してみましょう。
口で吸い口で吐く、口でのみ行う呼吸法を口呼吸と言います。
腹式呼吸は、鼻から息を吸って行います。
鼻から息を吸った方が、口で吸った時よりもたくさん息を吸うことができるので
浅い呼吸が改善され、深い呼吸で話すことができます。
また鼻から大きく息を吸うことで、息継ぎの時に自然な間がとれるため
早口の改善につながります。
腹式呼吸のやり方
①腰骨を立てるように、椅子に浅く腰掛ける
②片手をお腹にあて、お腹がへこむように、細く長く口から息を吐く
③息を吐き切ったら、お腹が膨らむように、たっぷりと鼻から息を吸う
②③の呼吸を何度か繰り返し行います。
②では、しっかりと息を吐き切り
③の鼻から息を吸う時は、口を閉じて息を吸うのがポイントです。
深い呼吸は緊張をほぐす効果も
お腹を使ってたっぷりと息を吸い、ゆっくり静かに吐くことで、副交感神経が優位になります。
この副交感神経は、リラックスしている時に作用する神経です。
お腹を使って呼吸することで、この副交感神経が活発に働くため、
気分が落ち着いてリラックス効果を得られ、緊張をほぐすことにもつながります。
今まで口呼吸や浅い呼吸が影響して、早口になっていた場合は、
鼻から深く息を吸うことを意識してお話してみることをおすすめします♪