「滑舌」とも書くように舌が滑らかにもつれないで、言葉がスラスラと出てくるようになることです。
そのためには、体の柔軟体操から顔面の筋肉、舌や唇の動きをいつもトレーニングしておくのも、大切な準備です。
特に口のまわりの筋肉をほぐして、動きやすくしたり、適切に使うことで、滑舌は見違えるように改善されます。
話す前にできる、口まわりの筋肉をほぐすトレーニング方法をお伝え致します。
舌のストレッチ
口元を動かしやすくするために、まずは舌をストレッチしていきます。
①口を閉じたまま、舌で歯茎をぐるっとひとまわり舐める
逆回りも同様に、それぞれ3周ずつ行う
②舌を思い切りべーっと出して、上下に動かす。
往復10回行う
③口の角を舐めるように、舌を横に出して、左右に動かす。
往復10回行う
口元のストレッチ
次に表情筋や口元をほぐしていきます。
①頬のマッサージ
頬の筋肉を上下させながらマッサージする
②口元のストレッチ
唇で空気を叩くように以下の言葉を発音する
・ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ
・ぱ ぺ ぴ ぷ ぺ ぽ ぱ ぽ
母音をしっかり発音するように、3回ずつ繰り返す
①リップロール
唇を閉じて、小刻みにプルプルと振動させる
30秒続くように行う
早口言葉で滑舌トレーニング
最後に舌や口をしっかり動かすことを意識して、早口言葉で滑舌トレーニングしていきましょう。
・魔術師 神アニメ
最初はゆっくり3回発音し、次に少しスピードを上げて、噛まないように発音していきましょう。
「まじゅつしかみアニメ まじゅつしかみアニメ まじゅつしかみアニメ」
・菊栗 菊栗 三菊栗 合わせて菊栗 六菊栗
最初はゆっくり2回発音し、次に少しスピードを上げて、噛まないように発音していきましょう
「きくくり きくくり みきくくり あわせてきくくり むきくくり」
・蝦夷で暮らすも一生、江戸で暮らすも一生
最初はゆっくり2回発音し、次に少しスピードを上げて、噛まないように発音していきましょう
「えぞでくらすもいっしょう えどでくらすもいっしょう」