声帯が炎症を起こした時、疲れで声帯を支える筋肉が疲れた時、声帯にできものができた時などは
とにかく声を休めることが第一です。
声を出す時は、常に左右の声帯が合わさって刺激しあっているので、休めないと中々回復してこないのです。
重症の炎症を起こしている時などは、筆談や携帯メールを通して会話をするくらいの覚悟が必要です。
重症ではないものの、声帯が炎症を起こし声がかすれたりするときは、声を使う機会を減らし
たっぷりと睡眠をとったりしてなるべく声を休めましょう。
周囲の環境整備
普段いる環境を整えることもとても大切です。
周囲がほこりっぽかったり、乾燥したりしていると声帯に悪い影響があります。
ほこりで咳き込んだりすると、非常に声帯へダメージを与えます。
また乾燥は特に声帯に悪く、声がれの原因になりやすいです。
水を多く取ったり、加湿器を使うなどして声帯の乾燥を防ぎましょう。
旅先のホテルなど部屋が乾燥していたりすると、一気に声がかすれてしまうこともあるため
携帯の吸入器などを持ち歩くのもおすすめです。
回復しない時は医師に相談しよう
声がかすれたり痛みを感じたりして、しっかり休息をとっても、中々回復しない時は
耳鼻咽喉科などで、一度診察してもらいましょう。
症状によっては、内視鏡を使って喉頭全体の様子を見ながら、声帯の状態を観察し精査することができます。
喉に違和感を感じた時などは、素早く専門の医師へ相談してみましょう。