人の心に響く歌を歌うには、音程、リズム、感情表現が必要不可欠な3要素です。
中でも、感情表現が最も重要な要素です。
感情表現はテクニック
正解のある音程やリズムと違って、人それぞれの感情表現は自由で、正解はないようにも感じますが、
実は感情表現にも正解はあります。感情表現はテクニックだからです。
感情表現のためのテクニックを習得することで、感情表現の上手なつけ方がわかってきます。
そして感情表現のためのテクニックは、息の使い方や歌い方などいくつかありますが
今日はそのうちの一つの方法をお伝えいたします。
歌詞を感情を込めて朗読する
きちんと言葉が伝わる歌を歌うには、まず歌詞を最初から最後まで朗読してみましょう。
まずはどこで区切るのか、読みにくい言葉には、大きくフリガナを振っておきましょう。
次に、描かれている情景やシチュエーションをしっかり想像して、その絵を頭に思い浮かべてみましょう。
そしてしっかりと息継ぎをして、ゆっくりと読み上げていきます。
何度か読み上げ慣れてきたら、次はカラオケ伴奏を流しながら朗読してみましょう。
そうすることで、より気持ちが込めやすくなります。
言葉に音符を乗せる歌い方を身に着ける
朗読することで、歌詞を丁寧に伝えようという意識だけでなく、同時に言葉に音符を乗せようとする意識も高まります。
言葉に音符を乗せる歌い方が身につくと、言葉の届き方が格段に変わってきます。
反対に、音符に歌詞を乗せて歌う歌い方は、メロディーが中心となってしまい、ピアノやギターでメロディーラインを弾くこととあまり差がない歌唱になってしまい、言葉が届きにくいです。
歌にとって言葉は、最も意識すべきところなのです。
ぜひ、感情を込めて歌詞を朗読してみてください♪