滑舌が悪い、早口、上がり症の悩みを改善し、オンライン上の話し方のコツを教えるボイストレーニング

メンタル・コミュニケーション

つけ込まれない姿勢と目線

人の体と意識はつながっているということは、医学的にも認められています。

普段の生活でも、上司に叱られて落ち込んでいる時と、良いことや嬉しいことがあった時の視線や表情、

体の中の感覚などは、明らかな違いが生じます。

例えば、無表情でうつむき加減にして、肩を落としながら、楽しいことを思い浮かべてみると

多くの人が楽しいことを思い浮かべるのは難しいと感じるでしょう。

自分を安心させられる姿勢をつくらないと、メンタルだけ安定させるのは難しいのです。

姿勢を変えることで、周囲へもたらすイメージも変わる

気持ちが動じやすい人の姿勢は、肋骨が下がって重心がかかと側に乗り、両肩が内側に巻き込まれたような

猫背の姿勢になっています。

その影響で、頼りない、自信なさげな人と感じられ、時には嫌味を言われたり、嫌なことを押し付けられたり

マウンティングを取られて、日常で傷つく場面に遭遇しやすくなってしまいます。

姿勢が猫背傾向の人は、もともと優しい心の持ち主です。

但し、相手に気遣いができる優しい心根を持っていたとしても、姿勢一つでマイナスの評価をされてしまうのは

もったいないことです。

姿勢は変えられるし、それでメンタルにも影響を与えられます。

また姿勢は呼吸とも深くつながっています。

呼吸をコントロールすると、感情がコントロールできるという実験結果も出ているため

姿勢を変えることで、自分自信の感情をコントロールし、周囲へもたらすイメージも大きく変えていきましょう。

鎖骨と肋骨の位置を10センチ引き上げる

心が動じにくい姿勢を作るには、まず鎖骨と肋骨の位置を10センチ引き上げるイメージを持つことです。

実際にその姿勢を作ってみると、自然と胸が開き、深い呼吸がしやすくなるのを感じるかと思います。

同時に丹田の辺りに力が入り、強い気持ちでグッと踏ん張ることができるでしょう。

そして姿勢と同時に、目線の高さも意識してみましょう。

目線や目の動きは、自分のストレスをコントロールします。

緊張していたるすると、目がキョロキョロしてしまう事がありますが、目線をコントロールできるようになると

緊張感やビクビクが軽減され、さらに相手に与える影響をも変えることができます。

目線が下がらない状態をキープすることで、周囲の人に無意識に自信や積極性、前向きさなど

好印象のある印象を持つように、働きかけることができるのです。

声や伝え方も大切ですが、それに加えて、姿勢と目線にも注意を払ってみましょう。

おすすめ